2010年8月19日木曜日

築地の土地

イッタでの今日の興味深い話題

東京築地の場所、銀座も近く一等地です
実は前からそこが狙われています


週刊朝日2008年11月28日号(正式発売日は火曜の11月18日ですが、都市部駅売りなどは17日月曜からです)に、
 「ゴールドマンサックスが築地市場を買い占め始めている」
という記事が掲載されています。

是非ご一読いただきたいと思います。
わたしも関係者から情報をいただいたばかりで、取り急ぎお知らせします。

※11月18日追記 表紙です。中吊りではさらに赤地に白字の目立つ広告となっています。
 アソー政権が壊れているという内容に続く準トップ扱いです。
 農水省やゴールドマンサックス証券をも含めた非常に幅広い取材に基づく3ページにわたる記事です。
 ぜひお読み下さい!


(ここまで追記)

あ、もちろん、ゴールドマン・サックス(GS)社というただひとつの主体が築地問題や、生鮮品市場の構造カイカクを動かしているわけではありませんが(主体は「円滑なリタイア」を促進した政策全体でしょうし、その背景もあります)、ただ、以前もエントリーに書いたように、大卸業者の株の保有率の上昇がこのところ著しいことはまごうかたなき事実です。
そして、それが何を意味するのかは、十分に多面的な考察に値するものと考えます。

その観点でも非常に重要な記事になっていると思います。

そういえば、最近新しい訳で再発売された、ガルブレイス氏による1929年の恐慌への考察、『大暴落1929』(日経BPクラシックス)を手にして読んでいました(詳しい感想はまた機会があればアップします)。

その本の、「第3章 ゴールドマン・サックス登場」という章があります。

投信のレバレッジと持ち合いの連鎖の説明、そして大恐慌の直前ではむしろ後発参入であったGSがどのように短期間で「急進」していったかが(自社買いも含め)が示されているのですが、その章は以下のようなやりとりで締めくくられています。
数年後のある陰鬱な朝、ワシントンでは上院の委員会で次のようなやりとりがあった。

--カズンス上院議員 ゴールドマン・サックス社はゴールドマン・サックス・トレーディング社を設立しましたか。

--サックス氏 はい、設立しました。

--カズンス上院議員 そしてゴールドマン・サックス・トレーディング社は株を一般に売り出しましたか。

--サックス氏 その通りです。ゴールドマン・サックスが当初、発行総額の10%に当たる1000万ドルを出資しました。

--カズンス上院議員 すると残り90%が一般に売られたのですね。

--サックス氏 そのとおりです。

--カズンス上院議員 いくらでですか。

--サックス氏 104ドルです。これは発行当初の価格です。その後、1対2の株式分割が行われました。

--カズンス上院議員 それで現在の価格はどうなっていますか。

--サックス氏 1.75ドルというところです。




築地のスペースをぶんどることで一兆円。流通機構をゴールドマンサックスが握ることでの利権も一兆円。仲卸を解体させる (#iwakamiyasumi live at http://ustre.am/eOVh )

兆円規模の利権なんだ。いち都民、学会がガタガタ言おうが構っていられるか!それだけのもうけがあるんだ!と、石原、猪瀬、都、ゴールドマンサックスの本音 (http://ustre.am/eOVh )

構造改革一連のメカニズム、民営化で国民共通の財産を巻き上げ、気がつくと外資の手に渡っている。ゴールドマンサックスが仲卸の株を買い占めている (#iwakamiyasumilive at http://ustre.am/eOVh )

「あんな築地みたいな一等地を魚屋に独占させておくことあるか!あそこを再開発すれば1兆円の利権が生まれる」これを狙っている勢力がいる (#iwakamiyasumi live athttp://ustre.am/eOVh )


猪瀬・石原・都は学問的なまともな討論に応じようとしない。なにが彼らをここまでさせる?それは「再開発」 (#iwakamiyasumi live at http://ustre.am/eOVh )

猪瀬氏は「この時代に今までの小売り仲卸なんて業態を維持すること自体時代錯誤だ。今度は世界から寿司ネタを探せばいいんだ」との回答(坂巻先生・談 みーこ・注)。ずいぶん乱暴

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